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sunrise
エッセイ

sunrise / Mr.Children

2021.02.22 / 高畑 俊介

憂鬱な月曜日。

仕事場へ向かう足取りは重く、
みぞおちがキューっと締め付けられる朝。

「環境を変えれば人生は変わる」と、
華やかに活躍する人たちは言うけれど

自分にそんな勇気なんてあるのだろうか。

誰もが持つ、将来へのぼんやりとした不安。

なんとなく過ぎていく時間に、
「自分らしくある」ことの難しさを実感する。

私も含め、そんな想いを抱いている全ての人に贈りたい曲だ。

どうにもならない不安と希望を
胸いっぱいに吸い込んで
思いっきり吐き出す。

私の勝負曲はMr.Childrenの「sunrise」


暖かいピアノとギターのフレーズから
爽やかなドラムのリズムが心地よく耳に流れ込んでくる。

テンポが良く、爽やかで、それでいて切なさがある。

唄が終わったとき、腹の底にあった黒い鉛のようなものがふっと軽くなったような、
そんな気持ちにさせてくれる曲だ。

私も普段から、心や体が疲れた時にこの曲を聴くことで元気をもらえる。
この記事を読んだあなたにも是非聴き込んで欲しい名曲だ。


余談にはなるが、

この「sunrise」が収録されている「HOME」というアルバムは
手作り感の、余白のある、温かい曲が多数収録されている。

ロックバンドとして、ある種のクールなかっこよさを残してきたミスチルが、
開き直ったかのように、まさにアット「ホーム」なアルバムをリリースした事で話題となった。

その時の何かの雑誌のインタビューでボーカルの桜井和寿はこう話していた。

「『ロック』って昔から人々に『死の匂い』を届けるカルチャーだったと思うんですよね。でも、今の世の中って『死の匂い』で溢れているなと思ったんです。だったら、僕らが届ける手触り感のある温かい曲っていうのが、カウンターカルチャーとしての『ロック』になり得るって感じているんですよ。」

素晴らしい発想である。

この「HOME」というアルバム。
とにかく勇気や元気、そして愛を感じる作品で溢れているので
是非、全編通して聴いてみることを強くお勧めしたい。